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定年後でも学びたい

学び 近年こそ晩婚化の傾向になっていますが、今の団塊の世代以上の方々であれば20代前半で家庭を持ち、女性であればそのまま家庭に入るという形は一般的でした。そのため定年後に若い頃に勉強できなかった事を取り返したいと考える方も多いようです。


年齢を重ねたって学習したいという意欲は変わらないようです。そんな定年後の学びについて見ていきましょう。


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出来なかった学生生活

ある都内に住む女性は、20歳という年齢で出産しそれ以降は2児の子供の子育てに没頭しました。元々地方出身だった女性は、出産後も仕事復帰したいという気持ちがありましたが、当時は現在のような保育施設も整っていなく、旦那様も協力的ではなかったので断念したんだそうです。


その後、子供が成長し30代の後半で職場復帰する事となりました。しかし、いつも職場で感じていた事が「学歴のコンプレックス」だったんだそうです。回りは大学卒で入社してくる社員ばかりのため、一度は大学で学びたいという欲求がどんどん高まっていったが、逆に子供たちが大学へ進学する年齢となり自身が大学に通う余裕も無く一度は諦めかけました。


そんな時に目にしたのが高齢者向けの教育施設でした。これは東京都の板橋区にあるグリーンカレッジという教育施設ですが、高齢者向けの学びの場、そして交流の場として運営されています。


彼女は定年退職したら絶対に学校に通うと決め、62歳にしてなんと40年以上ぶりに学生生活を満喫しているんだそうです。


語学を学ぶ

夫婦 高齢者になってから新たな語学を勉強する方も増えているそうです。その理由はまちまちで、「海外で少しでも会話がしたい」という方や「海外の映画やドラマを現地の言葉で見たい」という方や「とにかく学ぶことが楽しい」と純粋に勉強として楽しんでいる方も多いんだそうです。


若い頃語学を学習する理由としては、将来のためとか仕事のためという理由が多いかと思いますが、高齢者の場合特にコレと言った明確な動機はそれほど必要ではないようです。ただ純粋に「若い頃に出来なかった事をやってみたい」という好奇心の方が強く、それが一生の生きがいになる方も多いみたいです。


高齢者に人気のある語学は、英語・中国語・韓国語といった若者にも人気の語学が多く、近年では高齢者向けの語学教室も増えてきています。年齢を重ねてもまだまだ勉強したいという意欲は、若い人達にも真似して欲しいものですね。


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